■余剰・不足
└(よじょう・ふそく)
東京外国為替市場において、午前10時のインターバンク取引のレートを基に決められる指標レートのことを仲値(TTM)という。
東京市場では、この仲値でドルを購入し、ドルを相手方に支払うといった決済の取引が多くあるため、この仲値が決められる午前10時頃の相場は、かなり激しい変動をすることがあります。
なぜなら、仲値決済のドル需給バランスが足りない(不足)の場合には、足りない分を市場から購入する必要があり、逆に多すぎる(余剰)の場合には市場で売る必要があるからです。
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